書籍:あなたは”うつ”ではありませんを読んだ感想
- ショックなことが起きるとやる気が出なくなり布団から出れない
- 食欲が無くて食べても偏食になるのをなかなかやめられない
- 辛いことやできなかったことを思い出していつも夜は眠れない
- 音に敏感で耳栓をしていると落ち着いたり常に音楽を流している
- 感情の起伏が激しくて周囲に迷惑をかけていることを自覚している
知人
私は知り合いに久しぶりに会ったり、電話をかけると、決まってこの3点セットを最初に言われます。
ほとんどの人から
もう18年になります。ずっと思ってきました。私本当にうつ病なのでしょうか。病院に行かないといけないのでしょうか。
この本の著者である山田博士からメッセージが届きました
私も鬱かもしれないと悩み続けた1人です。博士からいただいたツイッターをご紹介します。
すずまさん。はじめまして。その本を書いた山田です。
長い感想書いていただき感謝いたします。
今、精神科のパラダイムがなぜ今そのようなものであるのか歴史的はいけいから考察した本を準備中です。一人でも多くの人がすずまさんのようにうつ病というレッテル貼りから解放されてほしいと思っています https://t.co/RxDULIKj2a— Hiroki Yamada (@yamada4hiroki) April 7, 2019
私のツイッターコメントは諸事情があり削除してしまいました。すみません。山田博士様、この度は感想を読んでいただき、メッセージまで・・・ありがとうございます。
うつ病の治療をするか悩んでいる人におすすめ
私もこの本でうつ病を正しくとらえることができたので「わたしは”うつ”ではない」と納得できるようになりました。安易な診断で誰もがうつ病患者となる可能性がある現実も恥ずかしながら知りませんでした。私は今、自信を持って何も隠さず元気に「病んでないよ。片頭痛が少しするけど脳外科で治療してるから平気。」と事実だけを話すようになりました。
うつ病で闘病中の方には受け止めづらい内容と思われます
心の異常を感じた時に勇気を振り絞って行く精神科や心療内科。
何かあったら治療で治るし救われると期待をしていた私もこの本に書かれたSSRI製剤の問題と安易な診断方法で誰もがうつ病だと診断されてしまう現実についてショックを受けています。現在うつ病で闘病中の方は大変受け止めづらい内容ではないかと思うのです。
知っておきたいうつ病診断方法の詳しいこと
今や、友達同士の会話の中で軽く使われるようになった「うつ」「プチうつ」というワード。うつ病は、20年前には誰も知らなった病気だったことが驚きでした。うつ病の診断方法の基準に落とし穴があったとしても素人である私たちにはわからない。企業で働く会社員だけではなく学生でも社会生活を送っている人の数だけ「悩み」や「メンタルの問題」を抱えています。精神科医も増え続ける患者の対応を次々にしていかなければならない背景もあるかもしれません。
精神的なものですと医師が言うので1人で悩むしかなかった
私自身、現在は慢性片頭痛を起因とした国内で珍しい症例の闘病中です。会社も辞めざるを得ませんでした。今は脳外科で治療スタートしていますが、精神的なものでしょうとどの病院でも言われてきたのです。頭痛や首の痛み、吐き気を解消するために訪れた内科や婦人科は2018年の9月〜12月の3ヶ月で5軒。検査結果に異常が出ないので精神的なものか自律神経系の専門医を勧められおしまいでした。
18年間も他者からも心配され言われ続け自分自身も思い込んでいた「うつ病」ではなかった。あらためてうつ病を少しでも勉強しようとこの本を見つけました。
同じケースが載っていて参考になるかも
うつ病かもしれないと精神科を受診するかあなたが悩んだ時に読んで欲しいのです。
1人で思い悩む前に人生の悩みなのか本当のうつ病なのかを正しくとらえると生き方が少しだけ変わってくる。私自身、18年もの長い間悩んでいた経験があります。頭の片隅で構いません。この本のが存在を覚えていただくと「うつ病かもしれない」と悩んだ時にきっと助けてくれます。
大変残念なお知らせなのですが、ご紹介記事として感想を書いておりますが著作権の関係で詳しい中身に触れることに限界があります。私は現在の精神医療や闘病されている方に対して一切の批判的な意見を持っておりません。失礼な表現がございましたらお許しください。
補足:
同じ思いをしている方のお役に少しでも立ちたくて初めて本のレビュー記事を書きました。権利等、調べられる限り努力をしたつもりですが、もし不適切な記載等ございましたらご連絡いただけると幸いです。早急に対応をさせていただきます。
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こんにちは。あなたはうつではありません を書いた山田です。感想書いていただき有難うございます。
今回、6月8日に新しい本を出します。 「安易に行くな精神科」という題名でアマゾンで検索してもらうと出てきます。あるいは私の名前で検索しても出てきます。
この本もお読みいただければ幸いです。